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久しぶりにアビエーションこぼれ話です。

他のアビエーション・アートのお店(私にとってはいわば競合です)で聞いた話ですが、このお店、空港の滑走路のすぐそばにあります。実際、仕切りは金網の柵だけ。先日、州外のお客さんからそのお店に額入りのアビエーション・アートを15点、まとめて注文が入ったそうです。額入りのものを梱包して15点も発送するとなると、大きさ、重さだけでも相当なものになります。 そこでお客さんにその旨を伝えると、「だったら誰かそちらに送るから」とのことで電話を切りました。しばらくすると店の横にほとんど横付けの状態でプラーベート・ジェットが現れ、15点全部なんなく持って行ったそうです。

あぁ〜、私にはため息しかでない...。
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チノ航空博物館の3話目。今日は未確認飛行物体(?)です。

博物館の片隅の方にひっそりと展示されていたこのピカピカの飛行機、説明の札もなく何と言う名前かもわかりませんでした。が、なぜかとても魅かれました。全長はたぶん12メートルくらいだったと思います。あのハウランド島をめざして消息を絶ったアメリア・イアハートのロッキード・エレクトラ(Lockheed L-10E Electra)に瓜二つですが、この機は片側に3つある窓に豪華なカーテンが見え、旅客機かプラーベート機として使われていたのではないかと思います。入り口のドアはとても小さく、セスナ程度でした。

正確なことをご存知の方はご連絡ください。

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これは正真正銘のロッキード・エレクトラです

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http://www.aviationart.com/DetailA.asp?ID=15344&type=EditionGallery1

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http://www.aviationart.com/DetailA.asp?ID=18786&type=EditionGallery1
P-38

今日はアメリカのアビエーション・ファンの間で絶大なる人気を誇るロッキードP-38ライトニングです。とにかく美しい。カッコイイの一言。飛んでいる姿をみてみたいものですが、実際に飛ぶと独特の怖いくらいの爆音で、ヨーロッパ戦線でもドイツなどでは「双胴の悪魔」と呼ばれ、恐れられていたそうです。もっとも初期の段階においては、日本では「メザシ」や「ペロハチ」などと呼ばれ、組し易い戦闘機として見られていたようです。

博物館の月一の集まりでは一般の人でもこのP-38に乗せてもらえます。たしか20分間の飛行で2000ドルとかでしたが...。


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このP-38、アビエーション・アーティストたちが好んで描く飛行機の一つです。下にAviationArt.jpで販売されているP-38を一部だけ掲載します。The image “http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/eee3f45007feaae0c1c10407867f637d/1190304373” cannot be displayed, because it contains errors.
http://www.aviationart.jp/product/detail.php?recordID=SVX-TTAX


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http://www.aviationart.jp/product/detail.php?recordID=SSX-LXXX

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http://www.aviationart.jp/product/detail.php?recordID=MWX-PLXX
KD-1A Autojiro

今回ご紹介するのはこのヘリコプターの原型のような「Kellet YG1-B AutoGyro」。「KD-1A Autojiro」との説明もありました。

全長33.7フィート、高さ12フィート5インチ、225馬力の二人乗りです。青とオレンジに近い黄色で塗装され、どこか昆虫のような印象です。一見ヘリコプターのようでもありますがブレードを回転させるエンジンはありません。プロペラからの風力でブレードを回す構造になっているらしいです。(詳しくご存知の方はご一報ください)そのため、プロペラが回っている間はブレードを止めることは出来ません。後部にあるコックピットに座ると頭からブレードまでは、おそらく50センチもないのではないでしょうか。「ばんざーい!」なんてうっかりできませんね。

この飛行機、主に国境警備に使用されていたそうです。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/eee3f45007feaae0c1c10407867f637d/1190050329  The image “http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/eee3f45007feaae0c1c10407867f637d/1190050330” cannot be displayed, because it contains errors.
Chino

今日から数回にわたり(数回で済むのかなぁ)チノ航空博物館を紹介します。

正式にはThe Yanks Air Museum。私のアビエーション・アートの店から車で30〜40分くらいの所にあります。Chino Airportの一部です。このエアポーート、荒涼としたほとんど砂漠に近い場所にありますが、第二次世界大戦中は空軍の基地として使われていたそうです。いまでもその名残りといった感じの建物が建っています。(AviationArt.jpの「スタジオ訪問」に出てくるWilliam Aranceの作品にもこの空港が背景として使われています)

さて、この博物館、1910年代のカーチスP-4DからF-14まで、修復中のものも入れると100機ちかい飛行機が展示されています。そのほとんどが現役で空を飛べるそうで、これほど多く揃えているところはワシントン以外にはないと、博物館の人が胸をはっていました。展示はほとんどハンガーの中ですが、もったいない。屋外で、しかも飛んでいるところを見たいなぁ。できれば飛んでみたい。(実際P-38 LighningやP-51 Mustang、B-25など、お金を払えば飛ぶことはできます)

B-25など、修復中の飛行機の写真も沢山撮ってきました。これからどんどん紹介して行きますので、乞うご期待!

(上の写真は屋外で塗装を待つA-4 Skyhawkです)

    *        *        *

A-4 Skyhawkのアビエーション・アートは下記のページへどうぞ:

http://aviationart.jp/product/detail.php?recordID=JDJ-TTXX

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http://aviationart.jp/product/detail.php?recordID=SSX-FEXX

Goodyear_02

グッドイヤーの広告第2弾です。

この広告は今からちょうど63年前の1944年9月2日号、サタデー・イブニング・ポスト誌に掲載されました。会社名は正確には「GOODYEAR AIRCRAFT CORPORATION」で、この当時は飛行船やF4Uコルセアなどを生産し、アメリカの軍事航空産業では重要な位置を占めていたようです。

おそらく第二次世界大戦の終結が見え始めていたのでしょう、戦争が終わった後の若者の活躍の場はどこにあるのか、といったことが中心となって書かれています。結論的に直訳すると「彼の未来は空にある」ということですが、それはまさに「GOODYEAR AIRCRAFT CORPORATION」そのものへの問いかけであり、答えでありました。その後、1960年代前半に社名を「GOODYEAR AIRCRAFT CORPORATION」から「GOODYEAR AEROSPACE CORPORATION」に変更、アポロ計画の一端も担っていたようです。その後、1980年代の半ばには宇宙関連事業部門を「Loral」という会社へ身売りをしましたが、この会社も幾多の変遷を繰り返し、2002年には中国へ尾国家防衛機密漏洩で1400万ドルの罰金を支払わされています。

ともあれ、自身にも問いかけた「戦後の姿」ですが、皮肉にも生き残ったのは航空産業の世界ではなく、タイヤ製造の世界でした。

*      *      *      *      *

(ここで紹介する「ビンテージ・アビエーション広告」は、近々AviationArt.jpで販売します。すべてオリジナルです。複製ではありません。興味のある方はshop@aviationart.jpまでお問い合わせください。)
先日、大きな額入りのアビエーション・アートを4点まとめて買ってくださったご夫婦がいました。私が「いい奥さんをお持ちですね」というと、奥さんが「私もアビエーション・アートが大好きなのよ」といって笑っていました。

でもこれはほとんど例外。私の店でアビエーション・アートを買ってくれるお客さんは9割以上が男性です。たまに女性のお客さんがあってもそれは誕生日のプレゼント用だとか、息子の卒業記念にとかで、自分自身のためというケースは本当に稀です。

男性のお客さんは、元軍人や現役の軍人であったり、航空関係の仕事をしていたり、パイロットであったり、「とにかく飛行機が好き」という人であったり、「パイロットになりたかったが視力検査で落ちた」人であったり、様々ですが、買い方としてよくあるパターンがあります。まずは店に入ってくる時の目。駄菓子屋に来る子供のようにキラキラしています。「あれも欲しい、これも欲しい」といった感じですね。いよいよ買う絵が決まる段階になると、今度は奥さんの顔が浮かびます。ちょっと悪いことをした子供のような表情になる。奥さんの「また買ったのォ?」とか「いったい今度はどこに置くのよ!」とか、やり取りまで浮かんでしまうらしいです。「これ買っていったら怒られるかなぁ」ってなもんです。そこである人は「ちょっと家に帰って確認するから、それ予約済みにしといて」。ある人は「文句言われるのはわかっているから納戸に隠して時々見てる」。またある人は「頼むからちゃんと値札剥がしといてよ」。そのかわりといってはなんですが、会社の仕事場の壁いっぱいにアビエーション・アートを飾っている人も多いようです。

私も子供の時、おもちゃ屋でプラモの箱をずうっと手に持ったまま1時間も2時間も立ちつくしていましたから、気持ちはよくわかりますねェ。実にほほえましい光景です。
Goodyear

これ見てください。第二次世界大戦直前か直後と思われますが、グッドイヤー(GOODYEAR)の企業広告です。

後ろに見えるのは有名なグッドイヤーの飛行船です。そして手前のホテルのロビーのような光景がなんと飛行船の中の様子です!この時期はグッドイヤーも本気でこの飛行船を戦後の豪華旅客輸送手段として考えていたようです。客船のようにゴージャスでありながら3倍から4倍の速さで進める、飛行機よりもずっと軽くて安全な乗り物であるとうたっています。いわば空飛ぶ社交界といったところでしょうか。

いまだに実現していませんが、いまこの時代だからこそ、こういうものが欲しいですね。

(ここで紹介する「ビンテージ・アビエーション広告」は、近々AviationArt.jpで販売します。すべてオリジナルです。複製ではありません。興味のある方はshop@aviationart.jpまでお問い合わせください。)
Rockwell

ビンテージ・アビエーション広告の3回目は、1956年3月17日、ニューヨークのサタデー・エブニング・ポスト(Saturday Evening Post)誌に掲載されたパンアメリカン航空(PanAmerican)の見開き広告を紹介します。

この広告は今は亡きノーマン・ロックウェルがパンアメリカン航空のダブル・デッキ・クリッパーで世界一周をしたとの設定で構成されています。(広告表現について、比較的おおらかだったこの時代、実際にロックウェルが乗ったかどうかはわかりませんが....)当時、ノーマン・ロックウェルは、サタデー・エブニング・ポスト誌で超売れっ子のイラストレーターでしたから、この広告のインパクトは大きかったものと予想されます。他の雑誌や新聞にも掲載されたかどうかはわかりません。

現代の「安全性」とか「定刻発着」とかばがりを強調する航空会社の広告とは対照的に、こののほほんとした牧歌的な雰囲気が、私は好きです。

(ここで紹介する「ビンテージ・アビエーション広告」は、近々AviationArt.jpで販売します。すべてオリジナルです。複製ではありません。興味のある方はshop@aviationart.jpまでお問い合わせください。)
PN1

現代から見るとビンテージ・アビエーション広告の中には笑えるものが多いのですが、今日は1942年12月21日に掲載されたパンナム(PanAmerican)の広告をご紹介します。

12月のそれもクリスマス直前の広告のためか、企業広告としては、今考えるとちょっと宗教的すぎやしないかと思うほどキリスト教寄りで、内容もカンタベリー大主教のメッセージが中心となっています。パンナムが企業の視点としての「世界大戦が終わってからの理想の世界」を大主教の視点と絡めて語っています。結論的に、話の中心は「中産階級のすべての人が、飛行機での旅行を気軽に楽しむことが出来る時代がやってくるだろう」ということになっていて、先見性のあるメッセージです。

笑えるのは、ここで描かれた飛行機と、それに乗り込むシーンのイラストです。大量輸送の時代を迎える、というイメージなのでしょうが、それにしてもかなりがっしりした飛行機ですね。4階建てくらいの感じです。大型客船のように一等客室から四等客室くらいまでありそうです。まぁ、ジャンボ機を彷彿させるといえないことはないですが。人々の表情も楽しい旅行に出かけるというよりは、悲壮感が漂う移民団といった感じです。上流ではなく中流のイメージにしたので、こんな風になってしまったのでしょうか。四角い角張った窓も面白いですね。

(ここで紹介する「ビンテージ・アビエーション広告」は、近々AviationArt.jpで販売します。すべてオリジナルです。複製ではありません。興味のある方はshop@aviationart.jpまでお問い合わせください。)
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プロフィール
名前:航空絵画専門「AviationArt.jp」店長
HP:AviationArt.jp
性別:男性
自己紹介:
現在、南カリフォルニアのハンティントン・ビーチというところに住んでいます。ロスの空港からは車で1時間くらい南に行ったところ。サーフィンをやる人には有名なところ、らしい、です。

アビエーション・アート(航空絵画)のお店を経営しています。(同時に額装もします)壁いっぱいに飾られた実物のアビエーション・アートはとても迫力があります。見ているだけでうれしい。日本のアビエーション・アート・ファンのみなさん、近くに来られるようなことがあったら連絡ください。タイミングがあえばエアー・ショーなどにも行きましょう。私の夢は日本とアメリカの航空絵画ファンやアーティストの交流の手助けをして行くことです。

うちの店に来られるお客さんやアーティストがいろいろ面白い話をしていってくれるので、このブログではそういったものをどんどん書き込んで行きます。

アビエーション・アートの作品は「AviationArt.jp」にて販売中です。キャンペーン期間中の日本までの送料は国際航空便で、1オーダーにつき何枚買っても10ドル均一です。

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