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今日は木製(マホガニー)飛行機の紹介です。
Thomas-Pigeon社製の「Pigeon Flying Boat」。全長19フィート3インチ、幅24フィート2インチ、高さ12フィート5インチ、100馬力の超小型機です。1920年頃作られたとあります。
この飛行機は謎が多く、実際に完成されたのかどうかもわからない、と説明にありました。コントロールは操縦桿のみ、エンジンは翼の真下につけられていたとのこと。長い間、あまりその存在すらも知られていなかったのですが、1961年にThe Pigeon Hollow Spar Companyというところで発見されました。その後、この博物館からそう遠くないFlabob Airportのトニー・フルカワという日系人によって修復されたとのことです。
それにしてもなぜこれが木製かということですが、「どんな天候の状況下においても安全性、耐久性、そして信頼性が抜群だから」との理由によるものです。
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そうです、これはあの「翼よ、あれがパリの灯だ!」のセリフで有名な、大西洋単独無着陸飛行に初めて成功したチャールズ・リンドバーグの「スピリットオブセントルイス号」の姉妹機、B-1 Broughamです。これも修復中だったので、また柵の中に入らせてもらってコックピットなども撮影させてもらいました。
この機の特徴はなんといってもコックピットでしょう。写真でわかるでしょうか、籐製の座席もすごいですが、これがほとんど床と同じ高さに設置されています。それと比べコックピットの計器類はかなり高い位置にあるため、着席すると前がまったく見えません。視界は空だけ。理由はバランスを高めるために燃料タンクをパイロット席の前に持って来たことによるものです。それによって操縦席の前方の窓がなくなり、結果として緊急時などで安全性が向上したとのことでした。
それにしても頼るは左右の窓の視界と、左側に設置された潜望鏡のみとは...。立派なエアバッグを付けた潜望鏡付きの車みたいで、いったいどっちが安全なのか、私にはわかりません。
チノ航空博物館の3話目。今日は未確認飛行物体(?)です。
博物館の片隅の方にひっそりと展示されていたこのピカピカの飛行機、説明の札もなく何と言う名前かもわかりませんでした。が、なぜかとても魅かれました。全長はたぶん12メートルくらいだったと思います。あのハウランド島をめざして消息を絶ったアメリア・イアハートのロッキード・エレクトラ(Lockheed L-10E Electra)に瓜二つですが、この機は片側に3つある窓に豪華なカーテンが見え、旅客機かプラーベート機として使われていたのではないかと思います。入り口のドアはとても小さく、セスナ程度でした。
正確なことをご存知の方はご連絡ください。
これは正真正銘のロッキード・エレクトラです
http://www.aviationart.com/DetailA.asp?ID=15344&type=EditionGallery1
http://www.aviationart.com/DetailA.asp?ID=18786&type=EditionGallery1
今日はアメリカのアビエーション・ファンの間で絶大なる人気を誇るロッキードP-38ライトニングです。とにかく美しい。カッコイイの一言。飛んでいる姿をみてみたいものですが、実際に飛ぶと独特の怖いくらいの爆音で、ヨーロッパ戦線でもドイツなどでは「双胴の悪魔」と呼ばれ、恐れられていたそうです。もっとも初期の段階においては、日本では「メザシ」や「ペロハチ」などと呼ばれ、組し易い戦闘機として見られていたようです。
博物館の月一の集まりでは一般の人でもこのP-38に乗せてもらえます。たしか20分間の飛行で2000ドルとかでしたが...。
このP-38、アビエーション・アーティストたちが好んで描く飛行機の一つです。下にAviationArt.jpで販売されているP-38を一部だけ掲載します。
http://www.aviationart.jp/product/detail.php?recordID=SVX-TTAX
http://www.aviationart.jp/product/detail.php?recordID=SSX-LXXX
http://www.aviationart.jp/product/detail.php?recordID=MWX-PLXX
今回ご紹介するのはこのヘリコプターの原型のような「Kellet YG1-B AutoGyro」。「KD-1A Autojiro」との説明もありました。
全長33.7フィート、高さ12フィート5インチ、225馬力の二人乗りです。青とオレンジに近い黄色で塗装され、どこか昆虫のような印象です。一見ヘリコプターのようでもありますがブレードを回転させるエンジンはありません。プロペラからの風力でブレードを回す構造になっているらしいです。(詳しくご存知の方はご一報ください)そのため、プロペラが回っている間はブレードを止めることは出来ません。後部にあるコックピットに座ると頭からブレードまでは、おそらく50センチもないのではないでしょうか。「ばんざーい!」なんてうっかりできませんね。
この飛行機、主に国境警備に使用されていたそうです。
今日から数回にわたり(数回で済むのかなぁ)チノ航空博物館を紹介します。
正式にはThe Yanks Air Museum。私のアビエーション・アートの店から車で30〜40分くらいの所にあります。Chino Airportの一部です。このエアポーート、荒涼としたほとんど砂漠に近い場所にありますが、第二次世界大戦中は空軍の基地として使われていたそうです。いまでもその名残りといった感じの建物が建っています。(AviationArt.jpの「スタジオ訪問」に出てくるWilliam Aranceの作品にもこの空港が背景として使われています)
さて、この博物館、1910年代のカーチスP-4DからF-14まで、修復中のものも入れると100機ちかい飛行機が展示されています。そのほとんどが現役で空を飛べるそうで、これほど多く揃えているところはワシントン以外にはないと、博物館の人が胸をはっていました。展示はほとんどハンガーの中ですが、もったいない。屋外で、しかも飛んでいるところを見たいなぁ。できれば飛んでみたい。(実際P-38 LighningやP-51 Mustang、B-25など、お金を払えば飛ぶことはできます)
B-25など、修復中の飛行機の写真も沢山撮ってきました。これからどんどん紹介して行きますので、乞うご期待!
(上の写真は屋外で塗装を待つA-4 Skyhawkです)
* * *
A-4 Skyhawkのアビエーション・アートは下記のページへどうぞ:
http://aviationart.jp/product/detail.php?recordID=JDJ-TTXX
http://aviationart.jp/product/detail.php?recordID=SSX-FEXX
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名前:航空絵画専門「AviationArt.jp」店長
性別:男性
自己紹介:
現在、南カリフォルニアのハンティントン・ビーチというところに住んでいます。ロスの空港からは車で1時間くらい南に行ったところ。サーフィンをやる人には有名なところ、らしい、です。
アビエーション・アート(航空絵画)のお店を経営しています。(同時に額装もします)壁いっぱいに飾られた実物のアビエーション・アートはとても迫力があります。見ているだけでうれしい。日本のアビエーション・アート・ファンのみなさん、近くに来られるようなことがあったら連絡ください。タイミングがあえばエアー・ショーなどにも行きましょう。私の夢は日本とアメリカの航空絵画ファンやアーティストの交流の手助けをして行くことです。
うちの店に来られるお客さんやアーティストがいろいろ面白い話をしていってくれるので、このブログではそういったものをどんどん書き込んで行きます。
アビエーション・アートの作品は「AviationArt.jp」にて販売中です。キャンペーン期間中の日本までの送料は国際航空便で、1オーダーにつき何枚買っても10ドル均一です。
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