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グッドイヤーの広告第2弾です。
この広告は今からちょうど63年前の1944年9月2日号、サタデー・イブニング・ポスト誌に掲載されました。会社名は正確には「GOODYEAR AIRCRAFT CORPORATION」で、この当時は飛行船やF4Uコルセアなどを生産し、アメリカの軍事航空産業では重要な位置を占めていたようです。
おそらく第二次世界大戦の終結が見え始めていたのでしょう、戦争が終わった後の若者の活躍の場はどこにあるのか、といったことが中心となって書かれています。結論的に直訳すると「彼の未来は空にある」ということですが、それはまさに「GOODYEAR AIRCRAFT CORPORATION」そのものへの問いかけであり、答えでありました。その後、1960年代前半に社名を「GOODYEAR AIRCRAFT CORPORATION」から「GOODYEAR AEROSPACE CORPORATION」に変更、アポロ計画の一端も担っていたようです。その後、1980年代の半ばには宇宙関連事業部門を「Loral」という会社へ身売りをしましたが、この会社も幾多の変遷を繰り返し、2002年には中国へ尾国家防衛機密漏洩で1400万ドルの罰金を支払わされています。
ともあれ、自身にも問いかけた「戦後の姿」ですが、皮肉にも生き残ったのは航空産業の世界ではなく、タイヤ製造の世界でした。
* * * * *
(ここで紹介する「ビンテージ・アビエーション広告」は、近々AviationArt.jpで販売します。すべてオリジナルです。複製ではありません。興味のある方はshop@aviationart.jpまでお問い合わせください。)
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プロフィール
名前:航空絵画専門「AviationArt.jp」店長
性別:男性
自己紹介:
現在、南カリフォルニアのハンティントン・ビーチというところに住んでいます。ロスの空港からは車で1時間くらい南に行ったところ。サーフィンをやる人には有名なところ、らしい、です。
アビエーション・アート(航空絵画)のお店を経営しています。(同時に額装もします)壁いっぱいに飾られた実物のアビエーション・アートはとても迫力があります。見ているだけでうれしい。日本のアビエーション・アート・ファンのみなさん、近くに来られるようなことがあったら連絡ください。タイミングがあえばエアー・ショーなどにも行きましょう。私の夢は日本とアメリカの航空絵画ファンやアーティストの交流の手助けをして行くことです。
うちの店に来られるお客さんやアーティストがいろいろ面白い話をしていってくれるので、このブログではそういったものをどんどん書き込んで行きます。
アビエーション・アートの作品は「AviationArt.jp」にて販売中です。キャンペーン期間中の日本までの送料は国際航空便で、1オーダーにつき何枚買っても10ドル均一です。
アビエーション・アート(航空絵画)のお店を経営しています。(同時に額装もします)壁いっぱいに飾られた実物のアビエーション・アートはとても迫力があります。見ているだけでうれしい。日本のアビエーション・アート・ファンのみなさん、近くに来られるようなことがあったら連絡ください。タイミングがあえばエアー・ショーなどにも行きましょう。私の夢は日本とアメリカの航空絵画ファンやアーティストの交流の手助けをして行くことです。
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