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現代から見るとビンテージ・アビエーション広告の中には笑えるものが多いのですが、今日は1942年12月21日に掲載されたパンナム(PanAmerican)の広告をご紹介します。
12月のそれもクリスマス直前の広告のためか、企業広告としては、今考えるとちょっと宗教的すぎやしないかと思うほどキリスト教寄りで、内容もカンタベリー大主教のメッセージが中心となっています。パンナムが企業の視点としての「世界大戦が終わってからの理想の世界」を大主教の視点と絡めて語っています。結論的に、話の中心は「中産階級のすべての人が、飛行機での旅行を気軽に楽しむことが出来る時代がやってくるだろう」ということになっていて、先見性のあるメッセージです。
笑えるのは、ここで描かれた飛行機と、それに乗り込むシーンのイラストです。大量輸送の時代を迎える、というイメージなのでしょうが、それにしてもかなりがっしりした飛行機ですね。4階建てくらいの感じです。大型客船のように一等客室から四等客室くらいまでありそうです。まぁ、ジャンボ機を彷彿させるといえないことはないですが。人々の表情も楽しい旅行に出かけるというよりは、悲壮感が漂う移民団といった感じです。上流ではなく中流のイメージにしたので、こんな風になってしまったのでしょうか。四角い角張った窓も面白いですね。
(ここで紹介する「ビンテージ・アビエーション広告」は、近々AviationArt.jpで販売します。すべてオリジナルです。複製ではありません。興味のある方はshop@aviationart.jpまでお問い合わせください。)
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プロフィール
名前:航空絵画専門「AviationArt.jp」店長
性別:男性
自己紹介:
現在、南カリフォルニアのハンティントン・ビーチというところに住んでいます。ロスの空港からは車で1時間くらい南に行ったところ。サーフィンをやる人には有名なところ、らしい、です。
アビエーション・アート(航空絵画)のお店を経営しています。(同時に額装もします)壁いっぱいに飾られた実物のアビエーション・アートはとても迫力があります。見ているだけでうれしい。日本のアビエーション・アート・ファンのみなさん、近くに来られるようなことがあったら連絡ください。タイミングがあえばエアー・ショーなどにも行きましょう。私の夢は日本とアメリカの航空絵画ファンやアーティストの交流の手助けをして行くことです。
うちの店に来られるお客さんやアーティストがいろいろ面白い話をしていってくれるので、このブログではそういったものをどんどん書き込んで行きます。
アビエーション・アートの作品は「AviationArt.jp」にて販売中です。キャンペーン期間中の日本までの送料は国際航空便で、1オーダーにつき何枚買っても10ドル均一です。
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