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前回は小池繁夫先生の航空絵画について、アメリカでの反応を「アーティスト篇」としてやりましたので、今回は「コレクター篇」ということでアメリカらしい話をひとつ。
店のお知らせとして時々、メルマガをお客さんに発信しています。(いまのところ英語のみ。要望があれば日本語もやっていきたいです)その時、小池先生の作 品を入荷したというニュースを流したのですが、購入希望の電話がミズーリ州のセント・ルイスからかかってきました。セント・ルイスといえば大リーグの田口 選手がいるカージナルスの本拠地ですよね。で、以下、その時の会話の再現です。(会話は英語です)
お客さん「ハロー、メルマガにでているShigeo Koikeっていう人の絵を買いたいのだけど」
私「いろいろありますけど、どれですか?」
お客さん「ダグラスのAD-5スカイレーダー。あのブルーの」
私「わかりました。それでは早速送りますね」
お客さん「全部で何枚あるの?」
私「何枚ってどういう意味ですか?」
お客さん「沢山欲しいのよ。そのブルーの飛行機さ、ノーズに『31』って書いてあるでしょ。」
私「はいはい、書いてありますよ」
お客さん「それ俺の」
私「.....?」
お客さん「俺のヒコーキ。いまでもしょっちゅうそれで飛んでるよ」
私「ドヒャー!」
お客さん「そうなんだよ、俺もドヒャーなんだよ。メルマガの記事は友達が教えてくれたんだけど、今まで飛んでるところを写真に撮られたことないし、びっくりしたよ。スカイレーダーって現存するのは5〜6機だけでさ、ああやってオリジナルのブルーのままで残されてるのは、ほんの2〜3機なんだよね。 しかしまあ、どうやって資料を手に入れたのかなあ。ま、とにかく友達とか親戚とかへあげたいわけ。ありったけ欲しいから、何枚買えるか調べてくれる?」
とにかく私もビックリするやら、なんだかやたらワクワクうれしいやらで早速日本に連絡をとった次第ですが、4000部限定作品がわずか5枚を残すのみ。その5枚と私の手持ちを1枚足して計6枚、お客さんのところへ送りました。
その時のお客さんの一言が、私の気持ちをもよく反映していました:
「えーぇ!じゃ、他の3994枚はすべて売れちゃったわけ?ドヒャー!」
ホント、ドヒャーです。
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プロフィール
名前:航空絵画専門「AviationArt.jp」店長
性別:男性
自己紹介:
現在、南カリフォルニアのハンティントン・ビーチというところに住んでいます。ロスの空港からは車で1時間くらい南に行ったところ。サーフィンをやる人には有名なところ、らしい、です。
アビエーション・アート(航空絵画)のお店を経営しています。(同時に額装もします)壁いっぱいに飾られた実物のアビエーション・アートはとても迫力があります。見ているだけでうれしい。日本のアビエーション・アート・ファンのみなさん、近くに来られるようなことがあったら連絡ください。タイミングがあえばエアー・ショーなどにも行きましょう。私の夢は日本とアメリカの航空絵画ファンやアーティストの交流の手助けをして行くことです。
うちの店に来られるお客さんやアーティストがいろいろ面白い話をしていってくれるので、このブログではそういったものをどんどん書き込んで行きます。
アビエーション・アートの作品は「AviationArt.jp」にて販売中です。キャンペーン期間中の日本までの送料は国際航空便で、1オーダーにつき何枚買っても10ドル均一です。
アビエーション・アート(航空絵画)のお店を経営しています。(同時に額装もします)壁いっぱいに飾られた実物のアビエーション・アートはとても迫力があります。見ているだけでうれしい。日本のアビエーション・アート・ファンのみなさん、近くに来られるようなことがあったら連絡ください。タイミングがあえばエアー・ショーなどにも行きましょう。私の夢は日本とアメリカの航空絵画ファンやアーティストの交流の手助けをして行くことです。
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